MBCS文字列

MBCS（Multi-Byte Charactor Sets）では全て1文字で表現できるようになってます。
現在Windowsで使われるのはDBCS（Double-Byte）で、1文字2byteです。

ANSI文字列は全角文字（2byte）、半角文字（1byte）で構成されますが、
その半角文字を下位バイトに、0x00を上位バイトに配置すればDBCS文字列になります。
ANSI文字列と違って後ろから文字を辿ることができるのが楽ですね。

例えば、Win32API::GetGlyphOutlineの第2引数はMBCSを指定するようになっています。

DWORD GetGlyphOutline(

  HDC hdc,             // handle to device context

  UINT uChar,          // character to query

  UINT uFormat,        // format of data to return

  LPGLYPHMETRICS lpgm, // pointer to structure for metrics

  DWORD cbBuffer,      // size of buffer for data

  LPVOID lpvBuffer,    // pointer to buffer for data

  CONST MAT2 *lpmat2   // pointer to transformation matrix structure

);

UINTとなっていますが実際はDBCSなので上位ワードに0をいれるだけでokです。
（単にWORDからキャストするだけでも）