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事の発端
Advエンジンの専用エディタを書いていた所、キーワード色分け機能が欲しくなりました。
オートインデントなどはエディットコントロールにフックかませば問題ないのですが、オーナードローとかも使えない為、フックプロシージャだけでは描画関係がどうにもなりませんでした。
そこで選択肢。
- リッチテキストを使う。
- 他の人が作ったコンポーネントを使う。
リッチテキストはWin95の頃めっちゃ重かった記憶があってなんとやら。
そもそも色分けは描画のタイミングで文字列解析してやればいいことで、書式の保存機能とかは必要ありません。
という訳でコンポーネントを探してみた所、良い物が見付かりました。
なべしんさん作のFooty2(→http://www.hpp.be/)です。
色分け以外にも様々な機能があり、文字コード関連もほとんど完璧みたいです。
早速ダウンロードして使ってみることにしました。
まず以前に使っていたエディットコントロールのwrapperと互換のインターフェースを用意して、ビルドしてみました。
色々癖(固定インデントとか)があるようですが、プロシージャをフックしてやれば何とかなりそうです。
しかし、フォントが等幅になってるのですが、文字と文字の間に変なスペースが空き、大変見辛いです。
フォント変更しても、スペースが空くのは仕様なようで治りません。
同じFooty2を使ったエディタがあるということで、見てみました。(HotSoupProcessorというスクリプト言語)*1
…普通のフォントです。なんでだろう。
DLLが同梱されていないので、ソースレベルで組み込んでいるようです。
開発元HPをくまなく探した所、以前シェアウェアだった時代の特別サポートだったのかなという結論に。
近々オープンソースになる予定との事ですが、それまで待つ訳にもいきません。
(つづく)