数学をとらなかった人の為の3D数学 その5:N次元空間

4次元空間をレンダリングする

私たちは3次元空間に存在しているが、4次元空間を見ることは可能である。
3Dグラフィックス(3次元空間)をディスプレイ(2次元空間)に射影して表示するように、4次元空間を3次元空間、2次元空間と射影すればよいのだ。


そこで、4次元空間、いや、ついでに6次元空間をレンダリングするプログラムを作成した。


ダウンロード

その後

以上のプログラムで、3次元空間が有限であることがわかったと思う。
いや、全ての次元においても同じことが言えるだろう。


空間は、その原点から最も遠いn-3空間*1の位置ベクトルを半径とした球なのである。*2


ということは、物質が原点から遠ざかれば、空間も広がる。
宇宙を空間(例えば3次元)と表現するなら、宇宙は有限で、そして広がり続けている。(かもしれない)


 

*1:3次元空間なら0次元空間、つまりは点

*2:なぜ球か。空間が球でないと、任意軸回転ができない!…というよりも、向きだけが違う位置ベクトルを内包していくと球になる